2012年4月18日水曜日

Particle Makerのチュートリアル(アプリ起動からCCParticleSystem使用まで)

Particle Makerの使い方(アプリ起動からCCParticleSystemでの利用法まで)を説明したいと思います。
Particle Makerのマニュアルはこちら


Particle Maker App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料



1.アプリを起動し、パーティクルを作成する。

Particle Makerを起動します。

をタップして、エディットモードに移動 します 。


をタップして、ロード画面に移動 します 。


リストをスライドし「iTunes File Sharing」を「Samples File」に切り替えます。



ベースとなるお好みのパーティクルを選択 します 。(ここではMeteor.plistを選択)



をタップして、エディットモードに戻ります。




スライダーを操作し、お好みのパーティクルを作成しましょう。
EndColorVarを虹色に、Textureを星マークに変えてみました。



をタップして、セーブ画面に移動 します 。




一番上のテキストボックスで、セーブするファイル名を変えてみましょう。
Meteor.plist → My.plist
星マークのTextureデータをplistに加えたい場合は「includeTextureImageData」にチェックを入れます。

をタップします。








Saveボタンを押すと、My.plistがセーブされ、リストに表示されます。


Particle Makerでの操作は以上です。

2.iTunesのファイル共有機能でplistファイルをパソコンに取り込む。

次は、作成したMy.plistをパソコンに取り込む方法を説明します。
取り込みには、iTunesを使用します。
iTunesのインストールはこちら

パソコンとiOSデバイスをUBSケーブルで接続し、iTunesを起動します。
画面左側に自分のiOS(ここでは***のiPhone)が表示されるので、選択します。
右側のエリアに、iOSデバイス情報が表示されます。
上部のタブより「App」を選択し、ページ下にスクロールしていくと「ファイル共有」情報が表示されています。
「App」より、Particle Makerを選択します。
「Particle Makerの書類」に、先程作成したMy.plistが表示されています。


My.plistを選択し、保存先ボタンから任意の場所にplistを保存しましょう。

3.plistファイルをcocos2dのCCParticleSystemで使用する。

cocos2dを使ったプログラムにplistを組み込むのは簡単です。
ARCH_OPTIMAL_PARTICLE_SYSTEMのparticleWithFileメソッドにplist名を指定し、CCParticleSystemインスタンスを生成し、CCLayerにaddChildするとパーティクルが表示されます。
以下にサンプルソースを書きました。

#import "SampleParticleScene.h"
#import "cocos2d.h"

@implementation SampleParticleScene

+(id) scene {
    CCScene *scene = [CCScene node];
    SampleParticleScene *layer = [SampleParticleScene node];
    [scene addChild: layer];
    return scene;
}

-(id) init {
    if((self = [super init])) {
        [self removeChildByTag:1 cleanup:YES];
        CCParticleSystem* system =
            [ARCH_OPTIMAL_PARTICLE_SYSTEM particleWithFile:@"My.plist"];
        [self addChild:system z:1 tag:1];
    }
    return self;
}

@end

以上で、チュートリアルは終了です。
いかがでしたか?簡単でしょう?
あなたのアプリケーションにも、美しいパーティクル達を追加してみてください。